つきのふね [読書]
“SOS、きこえた” 『つきのふね』 森絵都
たまには読書でも。ということで森絵都さんの『つきのふね』を読んだ。
受験と世紀末をひかえた中学生達と、ある“任務”をあたえられた青年の間の友情と心の交流を描いた物語。
“会いたい”
そんなに遠くないがあまり近くもない中学時代を思い出しながら読んだ。あのころ私は、勉強について悩んでいたということはなかったように思うが、友人関係の大切さはよくわかる。あのころは友達が第一だった。いつもの友達がそこにいて他愛ない話でもりあがる。ただそれだけのことが大事だった。四六時中一緒にいる必要はなかった。でも苦しい時に“あいつがいる”と思える友達がいるという事実が大切だった。
“どうせオレはおせっかいだよ。人のことばっか気にしすぎてんだよ。でもな、オレから見りゃおまえたちみんな、自分のことばっか気にしすぎてんだよ”
中学に入ると、ケンカをしても次の日には仲直り、というわけにはいかなくなることも多い。だからといって、その友達を避けて疎遠になっていってしまうようではさびしい。友達は離れるのは簡単だが、その穴を埋めるのは、そう簡単にできることじゃない。
中学の時、少し変わった英語の先生が、「friend(友達)はフリーエンド(fri-end)。所詮友達なんて終わらせるのは自由なんだよ」と言っていた。単なる言葉遊びに過ぎないが、どこか気になる言葉だった。終わらせるのが自由だとしても、始めるのは・・・?
“心の平和を、とりもどしたい?”
中学時代の友達は、いまでもよく会う仲間だ。もちろん、中学以外の友達も。自分のSOSは自分では気づけない。そのSOSに気付いてくれる友達を大切にしたい。
4月6日 [雑記]
飛行機 [雑記]
前回の記事から一ヶ月たってしまった。でも気にしない。
今日、また飛行機の緊急着陸があった。今度はJALだ。最近は航空会社・国内外問わずに飛行機の不備が多発しているように思う。
先月末、私は長崎へ旅行してきた。折しもその日、同じ九州行きの飛行機にタイヤがでない事故があり、向こうの人達に大変心配されるとともに「無事に帰れないかもしれないよ」と脅かされてしまった。私の祖母は祖母で、「大丈夫、落ちて死ぬ時はみんな一緒だから」と、何が大丈夫なのか分らないフォローをいれてくれた。それぞれ好き勝手なことを言い、私も笑っていたが、飛行機に乗って帰らなければならない身としてはそれなりに命のかかった一大事。帰りはタイヤがでるかどうかハラハラしていた(笑)
飛行機事故は、起こると大々的に報道されるが、日々起こる自動車事故の件数や死傷者数に比べればよほど少ない。だからこそ、悪いイメージがついてしまわないように、航空会社各社には入念な機体点検と不備のないような体制、またなにかあったときに対応できるパイロットおよび客室乗務員の育成に励んでもらいたい。









